10月 18日 (土) 参加者4名 ランク★★健
【行程】藍本駅(9時)~酒滴神社~登山口(9時20分)~大岩~点名岩倉375.5m四等三角点(10時)~焼山分岐(10時45分)~焼山(10時55分)~西鎌倉山(36番鉄塔P460)昼食(11時30分~12時)~大谷新池(13時20分)~ぐちきき地蔵(13時25分)~JR藍本駅(14時5分)

【報告】藍本駅のホームに降り立つと小雨、すでに多くの登山者が集結していた。その大半は、名の知れた虚空蔵山を目指す登山者。我々はそれとは異なる、静かなる尾根を求めて出発した。まずは 酒滴(さかたれ)神社へご挨拶


武庫川を渡り、国道176 号線をわたると、いよいよ森の中へ。樹林帯へと突入する。尾根筋から外れているので、北東へ進路を取り、ひたすら高度を稼ぐ。風が欲しいところだが、期待は裏切られ、ただただ汗が滴り落ちる。標高375.3m の点名岩倉三角点に到着し、水分補給の休憩をとり、元気を取り戻し先に進む、目指すは焼山そして西鎌倉山。


踏み跡は明瞭で、時折現れる残置テープが道標となってくれる。


やがて、南北に二つ並ぶ池が見える鞍部にたどり着いた。さらに尾根道を登ると、焼山から西鎌倉山へ続く主尾根のピーク、410m 地点に到達する。分岐には古びた道標が木にかけられていた。南へ少し下って登り返せば、展望のない焼山の頂だ。


景色を望むため、東へ少し進むと、素晴らしい眺望が開けた。須磨田三山、千丈寺山、羽束山が眼前に広がる。


分岐に戻り、歩きやすい尾根道を北へ。急坂をひと登りすると、36番鉄塔のある西鎌倉山山頂(460m)に到着。ここで昼食を取り記念撮影。軽い疲労を感じるも、英気を養った。


ここからは、地図とコンパスを頼りに進む難所だ。急な下りで分かりにくい鞍部を慎重に探り、なんとか突破する。そのおかげで下見に来た時より急登の登り返しを減らすことが出来た。その後、ロープが設置された急登をクリアし、38 番、39 番の鉄塔を越える。大谷新池までは、広い道と関電の階段を下るだけだ。


道中、「愚痴聞き地蔵」に各自が日頃の愚痴をぶつけ、気持ちをすっきりさせて藍本駅に帰着した。



投稿 A班 恒吉正伸 文はI.T