【日時】2025年 12月 6日(土)
【参加者】講師&スタッフ10名、生徒6名、体験会2名
【行程】生瀬駅~蓬莱峡広場(アイゼン歩行訓練、緩斜面訓練)~昼食〜ナガモッコク尾根~岩原山(アイゼンなど装備解除)~塩尾寺下広場で反省&解散
生瀬駅で集合、遅刻する者もなく生徒は全員緊張した面持ちです。各自が荷物の重量(男性20kg、女性18kg)を申告し、準備を整えて出発しました。蓬莱峡広場までの道のりは思いの外スピードが速く、重いザックが肩に乘し掛かります。スタッフの皆さんは楽しそうにお話しされてましたが、生徒は黙々と歩きます。

蓬莱峡に到着後、アイゼン、ピッケルを装着して1班は緩斜面での登攀訓練、2班は歩行訓練を行いました。緩斜面とは言えアイゼンとピッケルを持っての登攀は難しく、アイゼン、ピッケルの引っ掛かり具合を慎重に確かめながら登りました。歩行訓練ではアイゼン、ピッケルの使い方、トラバースでの足の置き方など丁寧に指導頂きました。


昼食の後は、いよいよ岩原山山頂を目指して歩荷訓練の開始です。冬靴とアイゼンで足が重く、急登が終わっても登りが続き思うようにペースが上がりません。今回の実技に備えて各自歩荷練習をしていましたが、冬靴とアイゼンで足が重く、足元の石や木の根にアイゼンを引っ掛けないよう意識して足を上げる必要があり、通常の登山靴での歩荷とは比べ物にならないしんどさでした。


岩原山山頂でアイゼンを外し身軽になって下山し、塩尾寺下広場で反省会の後解散しました。各自が課題を見つけ、次回の実技に向けて決意を新たにした充実した訓練でした。

ご指導、激励して下さいました講師、スタッフの皆さまに心から感謝しています。次回もよろしくお願いします。(報告:Y)