青と白の雪山訓練@立山

雪山シーズンがやってきました。以前に雪山教室で学んだ雪上歩行やテント泊、雪崩対策などなど、さらに実践に活かすべく11月に訓練してきました。

富山から立山黒部アルペンルートのバスに乗り、室堂へ到着。

天気を心配していましたが、青空が広がる快晴。日が差すと暖かくほっと一安心でした。登山者よりもスキーやスノーボードを楽しむ人が多かったです。軽快に斜面を滑り降りていました。

雷鳥沢にテントを設営します。強風に負けないようにテント周りにブロックを積みます。四角いブロック、きれいに切り出すにもコツが必要です。

その後、雪崩事故に備えて各種訓練を行いました。

ビーコンでの捜索から、プローブ、スコップを用いて埋もれた人の救助まで。少し間が空いてしまうと操作や仲間との連携など、あれ、あれ、どうするんだったっけとハテナが浮かびます。身体を動かして反復練習が大切ですね。

翌朝、日の出とともに真砂岳山頂を目指して歩きました。

夜明けとともに歩き出し
この日もお天気に恵まれました

新雪がもふもふ積もった斜面、一歩踏み出すと膝や腰まで埋まる箇所も。夏道だと30分の距離も、その2倍も3倍もの時間がかかります。途中からアイゼンを装着し、より慎重に進みました。

雪道・高い標高・強風に煽られて息も絶え絶え、ペースを考えて登り続け、山頂へ。立山三山や奥大日岳、剱岳に後ろ立山連峰まで見渡せる、素晴らしい景色が広がっていました。

天候に大きく左右される雪山、今回は天気に恵まれ幸運でした。

気を引き締めて次回また挑みたいです。

C班 F