くろがね小屋から安達太良山 峰の辻まで
東北福島「ほんとの空」がある安達太良山の標高1400Mに建つ源泉掛け流しの温泉がある山小屋。建て替えの為3月末までの営業のくろがね小屋へ行ってきました♩
日時:2023年1月9日(月)~10日(火)
メンバー:A班よ、B班み
天気予報は悪かったので、安達太良山ピークには拘らず温泉と山小屋を楽しみに、前日夜行バスで梅田出発、翌朝7:00予定より1時間も早く二本松に到着し、そこからタクシーで登山口のあるあだたら高原スキー場へ。麓には全く雪はなかったのにスキー場到着時には一面の雪景色。
身支度を整えて8:35出発。連休最終日なのでトレースもしっかりありアイゼンでさくさく登りやすい。
下りてくる団体さんともたくさんスライド。大きめザックを担いでにこにこ楽しそうにされてる方が多く、山小屋からの下山 みなさんの満足そうな笑顔に期待が膨らみます。登りは山スキーヤーさんが何名かシールでハイクアップされていました。
途中なだらかな勢至平を過ぎ、トラバースを経て10:50くろがね小屋到着♩
予定より早く小屋に到着したので今日の天気も悪いけど明日はもっと悪いので、小屋で少し休憩した後行けるところまで安達太良山ピークを目指しましたが、強風とホワイトアウトでしばし立ち止まり、峰の辻で撤退。
サラサラ雪が強風で飛ばされさっき自分達が付けたトレースもあっという間に消えるくらい。でもこれくらいでは吹雪とは言わないそうです。雪国の方は強い!
13:00小屋に戻り熱々の温泉で温まり、持参のおでんと地酒で延々宴会♩ほぼ貸切で小屋番さんとのお話も楽しく過ごしました。
夜中も雪が降っていましたが、温泉で芯から温まったので身体はポカポカ。翌朝までぐっすり眠る事ができました。
翌朝も予報通り雪。お天気良ければ山頂から薬師岳へ周回予定でしたが前日と同じ道で戻ります。朝ごはんをいただいてから、のんびり8:20出発。
早朝の外気温は-9℃との事でしたが、樹林帯なので風もなく寒さもあまり感じませんでした。
一晩で10cmは雪が積もり、トレースももちろんないまっさらなふかふかの雪をワカンでぷちラッセル楽しい〜♩
10:15登山口に到着しスキー場に隣接する奥岳の湯で入浴。くろがね小屋の源泉からお湯を引いているので途中揉まれてまろなかになっているそうです。露天風呂からの眺めも素晴らしく、ずっと浸かっていたい温泉でした。
タクシー~電車~新幹線を乗り継ぎ帰阪。久しぶりの長旅でしたが東北の雪と温泉と山小屋をまんきつ寒くてあったかい2日間でした♩
山小屋情報:くろがね小屋
1953年開業、1963年改築、2023年今年建て替え予定で3月末まで営業予定。工事も日程や再開も今のところ未定との事(1/10現在)
濃厚熱めな酸性泉、シュラフ持参、1泊2食7000円!人気の山小屋なので土曜日は予約が取りにくいです。
雪山装備は万全に。ワカン、パウダーバスケット付きストックあると歩きやすいです。
他の小屋もそうだと思いますが到着が遅くなったり連絡無しでキャンセルだと小屋番さんがほんと心配されますので気をつけましょう〜。
日本100名山、花の百名山でもある安達太良山は秋の紅葉も人気ですが、5月ムラサキヤシオツツジ、6月レンゲツツジも美しいそうです。
【⠀投稿者:B班 み 】