2024年 初級登山学校実技第7回 テント泊縦走

2024年度実技の第7回目は赤坂山でのテント泊縦走です。

【日程】2024年6月15日(土)~16日(日)
【参加者】生徒16名 講師・スタッフ11名
【行程】
 1日目:
  JR大阪駅6:20集合→6:39電車乗車→8:34マキノ駅→9:06高島市コミュニティバス乗車→ 9:27マキノ高原温泉さらさ着
  10:00 歩行開始→西山林道出合→12:15 寒風(昼食約30分)→粟柄越→15:45 赤坂山登山口、マキノ高原キャンプ場で幕営
 2日目:
  5:00 起床、朝食→7:00 出発→武奈の木平→粟柄越→9:40 赤坂山→三国山分岐→12:30 黒河峠(昼食約20分)→13:35 黒河峠林道入口、終礼後解散

【6月15日】
天気予報を見るたびに傘マークがついたり外れたりしていていましたが、いざ当日になってみるととても良いお天気。
マキノ高原温泉さらさに到着後、準備体操をして歩行開始。
すぐそこにキャンプ場があるのに、、と嘆きながらテント泊装備を担いで登ります。

1日目は最初のスキー場が一番しんどいと聞いていましたがその通りでした。
登り始めは体がまだ荷物の重さに慣れていないのでゆっくり歩きます。
また、とても蒸し暑かったのでこまめに水分、塩分補給をします。
樹林帯に入り標高を上げていくと気持ちの良い風も吹くようになり徐々に気温も下がって歩きやすくなりました。
寒風で素晴らしい景色を眺めながらのんびり昼食をとりました。
稜線に出ると爆風!風に向かって歩いたので体力を使いました。夏でここまで風が強いのは珍しいそうです。

爆風ゾーンを抜けると粟柄越に到着。あとはキャンプ場に向かって下っていきます。
下山時は余裕がでてきて下山後のお楽しみについて盛り上がったり、後ろの班を待っている間に歩行訓練の復習をしたり。
キャンプ場に到着するとテント設営。
テント設営中に楽しみにしていたビールサーバーの準備が整い、ビール片手に夕食の準備開始です。

夕食中になんと虹が見えました。それも二重。みんな食事の手を止めて写真を撮ります。
そのあとも宴会を楽しんでいましたが雨がパラパラと降ってきたのでお開きに。
そのまま宴会を続ける人、テントでおしゃべりする人、就寝する人、とそれぞれの時間を過ごしました。

【6月16日】
明け方に雨が降っていましたが起床するころには晴れていました。
身支度して朝食をとってテント撤収。テントは雨で濡れて重量を増していましたがこれもまた良い経験です。
赤坂山の分岐までは昨日下山した道を登ります。
登り始めは蒸し暑くて汗が吹き出しますが、前日同様登っていくうちに気温が下がっていきました。特に川沿いは涼しくて心地良いです。
だんだんと霧が出てきて赤坂山に着いた頃には一面真っ白、、

心の目で景色を見て班ごとに集合写真を撮って明王の禿へ。
明王の禿についた時はまだ周りは白かったのですが、だんだんと霧が晴れてきて赤坂山が見えました!
晴れているうちに急いで集合写真を撮ります。

あとは黒河峠に向かって下山です。
長い樹林帯で集中力が切れ気味になってしまうのですが、トラップのように木の根っこが盛り上がっていたり、頭がぶつかる位置に枝があったりと気を抜くわけにはいきません。
途中で思わぬハプニングがありつつも無事に下山できました。
予報通り終礼中に雨が降り出しました。行動中はお天気がもってくれてラッキーでした。

体の不調により1日目で離脱となった生徒がいましたが、残りのメンバーは最後まで自分の荷物を背負って歩ききることができました。
始めは2日間の歩荷に不安を感じていましたが、講師、スタッフの皆さんが万全のサポート体制を整えてくださっていたおかげてとても心強かったです。
本当にありがとうございました!

1班 M

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