2024年 初級登山学校実技第6回 岩登り

日 程:2024年5月25(土)~26日(日)
参加者:講師・スタッフ17名、初級生徒12名
行 程:

5月25日(土)
14:45宝塚駅バス停集合→15:07バス乗車→15:20座頭谷下車→15:40蓬莱峡着
16:00テント設営~17:00食事準備、食事、懇親会~21:00就寝

5月26日(日)
6:00起床→各自朝食後、行動準備→7:50集合
8:00行動開始→緩斜面での登下降練習→パーティーに分かれて岩場での登攀及びトップロープでの登攀練習→15:00登攀終了・反省会→15:30片付け・パッキング
16:00蓬莱峡発→JR生瀬駅17:00 解散

前日より、テントと夜の親睦会のための大荷物を背負って蓬莱峡入り。

事前の座学では、岩登りの基本や、ダブルエイトノット、クレイムハイストノット、ダブルフィッシャーマンズノットなどのロープ結びを教えていただき、室内クライミングでは、登り方を実地で学び、(電車移動中や昼休みにロープ結びの復習をし、)ついに迎えた、外岩登りの日。

蓬莱峡の小屏風でフリークライミング、大屏風でアルパインクライミングに体験しました。(最初は外岩に挑戦する自信はなく、長らく参加自体を迷っていましたが、)岩登りを始めてみると、生徒同士で励まし合い、また講師の皆さんと先輩方がたえず丁寧に指導してくださるおかげで、1つ1つ達成しながら取り組むことができました。
なかでも、小屏風で3コースとも登りきれた時は、嬉しくてうれしくて、ビレイして下さった先輩に抱きつき、同じ班の仲間と、しばし喜び合いました。

自分1人ではやろうと思うことも無かった岩登りですが、1回目、2回目と少しずつ感覚の変化が感じられ、9割は怖いけど1割はすごく楽しい、不思議で忘れがたい体験になりました。

そして、言葉を失い呆然と見上げてしまうほど高所の大屏風では、2人の大先輩がついて下さり、垂壁を一緒に登りながら、丁寧で的確な指導してくださいました。長いロープを身体に巻いて、急勾配の岩場を軽々登り降りする先輩方は、本当に格好よく憧れます。

生徒のなかには、感極まり涙した人もいたようで、(そしてそれを見て感動して涙した人もいて、)それぞれの精一杯を尽くした1日になりました。それができたのは、講師の皆さん、先輩方のおかげに他なりません。本当にありがとうございました。

3班 O

次の記事

2024年の剱岳