雪山教室2回目(実技アイゼントレ:蓬莱峡)

【日時】2024年12月15日(日)
【参加者】講師&スタッフ16名、生徒9名、体験会6名
【行程】生瀬駅~蓬莱峡広場(緩斜面での登下降+歩行訓練)~座頭谷~(14時で折り返し)~生瀬駅

先週に引き続き、今週も蓬莱峡でアイゼントレです!
今週は先週の歩行訓練に引き続いて、雪山の凍った道を想定して、緩斜面での登下降の訓練です。

講師&スタッフに安全確保の方法や、緩斜面での登下降について学びます。
みんな、プルージックぐらいは余裕よねー

普段の登山靴であれば、こんな緩斜面なんて余裕なのに、、、
アイゼン付けて登ると、全然、感覚が違います。登り辛いなぁ。

実際の雪山ではロープないからねー、なーんて声が聞こえてきます。
恐る恐る降りながら、アイゼンの爪で、しっかり止まることを身体で覚えます。

何回も登り降りを繰り返します。

1回目は両手には何も持たずに登って、2回目はピッケルを手に持って登ります。
ピッケルを支点にして登るのなんて初めてです。「ピッケル動かへんやんな?」って、確認しながら登り進みます。
実際の雪山だったら、もう少し雪があって、サクッと刺さってしっかりするそうです。

 

ちょっと離れてみると、こんな感じ。
緩斜面っていってるけど、結構、斜度あります!

 

 


さて、緩斜面の登下降訓練が終わったら、お待ちかね、恒例(!)アイゼン歩荷訓練です~!

先週にアイゼン歩荷していることもあり、重量(20kg)に対するビビり感はなく、みんな度胸がついてます。
事前に歩荷用の水を積んできてる人が多く、川の水入れないと、、、とか、水がこぼれてきたー!!
なんていうモタモタ感はありませんでした。人間、成長するもんですね。

先週は岩原山の山頂を目指した急登でしたが、今回は座頭谷に向けての沢筋。
パワーで体力勝負!というよりも、テクニックでスピード勝負!といった感じです。
アイゼンをつけていても、普段の登山靴と変わらない感じがしてきます。

流石に20kg背負って、アイゼン付けて、飛び石を飛び越えることは出来ませんが。。。

蓬莱峡から座頭谷へのコース。同じ景色が続くので、結構、分かり辛くて、間違えるんです。
樹海やなーとか言いながら、こっち、あっち、って言いながら歩荷しました。
結局、座頭谷に辿り着けず、日の入りまで時間がないので、14時半で折り返し。
気付けば万里の長城まで戻ってきていました。

こんな感じで2回目のアイゼントレは終了です。
次は、赤坂山で雪と一緒に実技訓練。1月まで待ち遠しいぞー!雪山、待ってろよー!

(報告:N)