2020年 初級登山学校【地図と磁石で読図登山】

日時:2020年10月4日(日) 8:30~16:00
場所:赤子谷
人数:講師・スタッフ 9名 生徒 5名
行程:JR生瀬駅→生瀬高台→水路道→西宝橋→鉄塔→赤子谷東尾根→六甲縦走路→譲葉分岐→エデンの園P→焼石ケ原→樫ヶ峰北尾根→展望岩→ゆずり葉台→逆瀬川駅

初級登山学校実技2回目は「地図と磁石で読図登山」!!
近年ではスマホアプリが発達しており、紙の地図を見ることなく、アプリで居場所や向かう方角も簡単に把握出来てしまいます。
しかし、もし登山でスマホを忘れたり、バッテリーが切れたり、故障してしまった場合は…。このような事態の時に地図やコンパスの知識がなくては、自分の身を危険にさらすことになってしまう為、地図とコンパスを実際に使いながら学びます。

当日は天気に恵まれ晴天。10月に入りましたが少し暑い気温でした。
配られた地図とコンパスを見ながら、講師の方に地図の見方やコンパスの使い方を教わる生徒全員の顔は真剣!
コンパスにより進行方向を割り出した時はコンパスの機能にみんな感動しました。

向かう方角が定まり、意気揚々と各ルートを生徒が先導しながら、いざ出発!!

ところが、進むにつれて現在位置や進む道、分岐での向かう方角が分からず。
地図と実際の現地とでは表示のない道や谷、川などがあり判断が難しく、大きな地形の変化やだいたいの歩行時間から現在位置を推測する大事さを実感しました。

鉄塔にて休憩と昼食を取り、充電してから樫ヶ峰、展望岩を目指して出発!!
山行中は常に周りの景色と歩行時間から現在位置を推測する為、脳がフル回転。
歩行訓練の時に学んだ「先導する人だけでなく、付いて行く人も、一人一人が知識を身に付け、エキスパートとなっていく必要がある」という教えが大切なことに改めて気付けました。

慣れない地図とコンパスを使いながらも無事に展望岩に到着!
展望岩からの景色と読図の達成感に浸りながらみんなで集合写真。
講師の方、スタッフの方のお陰で、読図の楽しさを学べた一日でした。

【投稿 A班 亮】