2021年初級登山学校実技 武田尾~蓬莱峡 【歩行訓練、テーピング】
日時:2021年6月26日(土)AM9:30~終日
行程:JR武田尾駅(9:30)― 大峰山登山口―廃線跡コース―生瀬―蓬莱峡(14:00)
参加者:生徒13人、講師・スタッフ 7人(歩行訓練)、9人(蓬莱峡前泊)
新型コロナの影響で緊急事態宣言中は活動を延期していたため、約2か月ぶりの実技でした。JR武田尾駅に定刻通り集合(生徒1人、夕方より合流)。
今回が大型ザックを背負っての初めての山行となるため、各自何キログラムのザックとなったのか、円陣になって報告。皆さん、10~22キログラムとのこと…!私にとっては人生史上最重の荷物であったので、背負うのも一苦労。地面に置いたザックを負担のないよう背負うポイントを教えていただきました(一旦、ザックを片膝に乗せてから、腕を通す)。
武田尾から蓬莱峡を目指して歩荷開始。廃線跡コースはトンネルが複数あるためヘッドランプを照らしながら歩きます。途中、田園風景の中で昼食休憩。蓬莱峡までの道中で、川べりの石に足をとられ、転倒する人が出ました。ザックが重くバランスをとることが難しいため、十分な注意と足首の強化が必要だと実感しました。
弱音を吐きながらも、蓬莱峡に全員無事に到着。
その後、会長より、テーピングの巻き方を教えていただきました。ペアを組んで、足首の固定を実践。川べりにて捻挫した方も、テーピングの処置をして、痛みが緩和したと話されていたので一安心でした。
夕食は、自炊。生徒は、スープカレー、ガパオライス、水ぎょうざ鍋など、バラエティにとんだメニュー。C班は、手巻き寿司やもろきゅうなど、さすがベテラン先輩陣は一味違います。
19:00頃より、C班との懇親会がスタート。ランタンを囲って、生い立ちを交えながら自己紹介を行い、生徒同士・C班の皆さんとの交流を深める夜となりました。
苦しい歩荷を乗り越え、皆で協力しながらの山での一泊を経験し、参加者同士の距離がぎゅっと縮まる一日でした。
生徒EK