A班有志山行 白馬鑓温泉小屋~白馬三山
日程:2023年8月10日から13日 参加者:A班8名(男性3名、女性5名)天候:4日間とも快晴
行程:高山病対策で1泊目は標高2,006mの白馬鑓温泉小屋に宿泊。白馬三山を縦走し白馬大雪渓は下りに利用。
◆8/10(木)前泊6名 新大阪(7:45)➡白馬~観光/入浴➡タクシー➡猿倉荘(宿泊)
◆8/10(木)夜行バス2名 大阪(21:50)➡ 長野駅➡タクシー➡(8/11 8:10)猿倉
◆8/11(金)猿倉荘(7:18)~(13:50)白馬鑓温泉小屋(露天風呂入浴、宿泊)
◆8/12(土)白馬鑓温泉小屋(5:17出発)~鑓ヶ岳~杓子岳~(13:10)白馬山荘(宿泊)
◆8/13(日)白馬岳往復(御来光)~白馬山荘(6:43)~大雪渓~(12:12)猿倉➡タクシー➡みみずくの湯(入浴)~白馬駅(15:16)➡(20:06)新大阪駅
感想:
アルプスは2回目。温泉、稜線歩き、大雪渓など、楽しめる要素がさまざまあり、あっという間の3日間でした。 前泊を経て1日目。鑓温泉では、内風呂・露天あわせて4回温泉に入りました。山々を見下ろせる開放的なお風呂、気持ちよかったです。
2日目、白馬三山へ。大出原のお花畑とガレ道を過ぎ、温泉分岐。疲れがでてきたところで、目の前に広がった景色は圧倒的でした。そこから稜線歩き。稜線を進みながら見える景色、頂上に着くと広がる景色、ずっとむこうを見渡せて壮大さはそのままで、でもどんどん景色が変わっていくのが楽しくて興奮しました。 ガレ石に足を取られてイライラしたり、ゴールの白馬山荘が見えているのに着かないのが、しんどかったです。到着して、歩いてきた稜線の道のりを見てこれだけ頑張ったんだなとしみじみ。山荘では、ビールで乾杯しておしゃべりしたり、ベンチで雲海が動いていくのを見てぼーっとしたり、夜中に起きて流星群の流れ星を待ったりと、すべての時間が贅沢でした。
3日目、白馬岳頂上でご来光を見て下山。足元に気をつけつつ、山とお花畑、大雪渓の雄大な自然を目に焼き付けながら下りました。お天気に恵まれて、これぞアルプスという景色を堪能できました。何度「美しい」と感動したか・・・心が満たされて生きる活力がわいた気がします。個性あふれるみなさんとお話するのも楽しく、ご一緒させていただき感謝です。心が折れそうな時に、がんばろう!と声をかけあって登れたのもありがたかったです。体力アップを継続して、山経験を積んでいきたいなと思います。 【感想 2023初級登山学校受講生 M.N】
========== 以下 写真付きです ==========
8/10 前泊組6名はレンタサイクルで大出の吊り橋観光と白馬ハイランドホテルで日帰り温泉入浴、スーパーで買い物。猿倉荘で前祝いして就寝。
8/11 猿倉を出発して今回山行のお目当てである、3年ぶりに営業再開した白馬鑓温泉小屋の露天風呂を目指す。小日向のコルで昼食。白馬鑓温泉小屋へは一旦下って登り返す必要がある。途中の花や水量の多い沢で癒やされる。露天風呂に女性陣も水着姿で混浴。翌朝も入浴。
8/12 白馬鑓温泉小屋を5時過ぎに出発。白馬三山の鑓ヶ岳、杓子岳に登頂し白馬山荘を目指す。いきなり鎖場の連続なのでヘルメット着用。大出原のお花畑は高山植物真っ盛り。稜線まで登り切るとそれまでの苦労が吹き飛ぶ。遠くに剣岳を望む。朝5時から8時間ほど行動してやっと白馬山荘に到着。全面ガラス張りの展望レストラン「スカイプラザ」では待望の生ビール。まったりと過ごす。夜はガイドによる説明があり星空観察。天の川もくっきり。有志は深夜3時からペルセウス座流星群の観察会に参加。
8/13 白馬岳での御来光を見に4時30分に出発。100人以上と一緒に感動的な御来光。白馬山荘に戻り朝食を摂ってから白馬大雪渓を目指して下山開始。本日は累積標高下り1,700m。今年は雪が少なくまた雨と高温続きのため雪渓が小さい(ちなみに8月27日15時から通行止めになった)。アイゼンを付けて下ったのはたった20分程度。猿倉からタクシーで「みみずくの湯」へ。露天風呂で余韻に浸った後、帰路についた。
投稿 A班 恒吉正伸