2018年 初級登山学校 修了山行 八ヶ岳

 

 

《9月22日》阪急バス梅田(22:00) – 美濃戸口(7:40) – 堰堤広場(10:40) –赤岳鉱泉(12:00) -行者小屋(13:40)

《9月23日》 行者小屋(6:15) – 阿弥陀岳分岐(6:25) – 文三郎分岐(7:20) –赤岳頂上(8:00) -展望荘(8:45) – 行者小屋(9:50) – 美濃戸口(14:00) –千里NT(22:50) – 阪急バス(23:20)

初級登山学校もいよいよ最後のプログラムとなりました。
大阪を深夜に出発して、八ヶ岳山荘に到着した時には前夜の雨も止んで天気の回復状態に思わず歓声が上がりました。北沢ルートで出発しましたが、変わり易い山の天気、降り出した雨のため雨具を装着して改めてテント場に向かいます。うっそうとした林の中、沢沿いを歩きます。途中から木の階段や橋がふえてきますが比較的整備されており、とても歩きやすく感じます。小雨の中、赤岳鉱泉に到着した時には天気もだいぶん回復していました。食事をして空腹感を満たしたあと行者小屋に向けて出発です。

行者小屋では登山者も多くテントの設営場所も少なかったのですが、手早く設営した後は夕食の準備です。今回は男女別の準備となりましたが、女性の方はさすがに予定通り手際よく作っていきます。一方、男性の方はというと、シチューを作ったつもりが “これ、カレー やん! ”という声があがるほど一風変わった料理を楽しむことになります。

日も暮れる頃には天気も完全に回復し、テント場から見上げる赤岳の夕日に映える頂上と、自分達がいる薄暗い空間とのコントラストに、そこにいるすべての人達が感動の声をあげていました。

翌日は赤岳に向けて出発です。前日と違いサブザックでの登りは背中に羽根がはえたように気持ちよく前に進みます。天気もよく阿弥陀岳、雲海などもよく見え、なんと贅沢な景色とテンションもあがります。赤岳山頂に行く岩場は混雑しており、山頂でもたくさんの人達がいたにもかかわらず奇跡的にも集合写真が撮れました。富士山に雲海、すばらしい景色を惜しみつつテントまで下山しました。

帰りは南沢ルートから。ゴロゴロとした石が多いが比較的開放感のある道からはじまり、途中からコケがきれいに生えている場所などを見ながら林の中を下って行きます。八ヶ岳山荘での入浴という目的があったため、少し早めのペースで下山。入浴後しばらく休憩のあと帰途につきました。渋滞で到着時間は遅れたものの、心地よい疲労感の残る山行でした。

 投稿者 SPapa

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