剱岳 早月小屋まで

2019年1月2-4日   B班  カ

 

〇私なりにわかった事。
もちろん天候と自分のパーティーも重要だが、入山者が少なければとても登頂できるものではない。8月にトレラン装備だと早月小屋まで2h40mだった…なんの参考にもならない…

正月劒に行きたい。体力と経験、チャレンジする事は可能なはずだ、まずはパーティー編成、5人が結局大阪ぽっぽ会のお2人とで3人になった。富山県へ申請。

当初1/1~1/6日で組んでいたが、天気予報と1/1にお知り合いからの「自分も12/27-1/1まで早月尾根入ってましたが、ラッセルひどく2700mで引き返しました。1600-2700mまで腰から胸、頭ラッセルでトレース引けたのでその点は満足です。」との情報にピークは諦めて偵察に切り替える。

〇2日、標高421m 小雪 12:14伊折除雪最終地点をスノーシュー&ダブルストックでスタート。タクシーを待つ法政大学の10人強のパーティーが帰り支度中で2700くらいで撤退との事(凄いザックが並んでいた、皆さんのような方も行けないのですね…)、12/27-1/1入山の私達のお知り合いの方の情報もご存知でした。

1パーティーとすれ違い情報交換1600で撤退とのこと。この間、3人の警備隊員が冬トレランスタイルでランニングしてきた…長靴あり、スノーシューあり、トレランシューズありで頭が下がります。

15:21馬場島到着、山岳警備隊詰所で挨拶、ヤマタン受取、行程装備最終確認と情報交換。今のところ2018-19シーズンは2700が最高地点との再度情報。今日1600からの下山が1パーティー(3人…先ほどの)、その他は前日下山。取り付きの「試練と憧れ」を確認してテント泊。

〇3日、標高751m 雪 02:00起床で03:50スノーシュー&ダブルストックでスタート。うっすらトレースはある、ヘッドライトだけでのルートファインディングをしなくてよいので助かりましたがラッセル強度は高い、ひたすらラッセル、14:00 標高1598m 10時間かかって…850m。

〇4日、晴れ 02:00起床で03:44スノーシュー&ダブルストックでスタート&小屋ピストンの小屋アタック装備ってそんなのあるのか?。トレースは99%ないが動物の足跡いっぱい、動物はどうも目で見てわからないが登山者が踏み固めた所を利用しているようだ…GPSと当たりをつけながらラッセル、スノーシューなんですが、重く深い雪に足が出せないので手でかき分けてから一歩、なのになんでこんなにまた沈むの???無茶苦茶大変でした!なんと11:26 標高2215m 早月小屋到着まで8時間かかって…600m。

警備隊の男前の皆さんがお出迎えに…感激しました。

ピークを見上げ、ピストンで10時間くらいか?昨日の時点でここにいれば…行けたのか?自問…答えはでない…。

11:50 1パーティー(2人)がツボ&ツメで上がってきた。昨日伊折からで1400まで上がって本日07:30スタートとのこと、ラッセルの御礼たくさん頂き恐縮です。

12:00下山開始、14:10テン場撤収、14:50ツボ&ツメに換装し再度下山開始で17:03警備隊詰所、19:40伊折の車、満天の湯 魚津店にてお風呂と食事。

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