2021年 初級登山学校実技 沢登り

日時:2021年7月3日(土)〜7月4日(日)

場所:1日目:笠形山・2日目:三谷渓谷

参加者:講師・9名、2020年度生徒・5名、2021年度生徒・12名

 緊急事態宣言により延期、中止を挟みましたが、2021年度初級登山学校の実技もいよいよ残すところあと2回。今回は「沢登り」実技をレポートします。

 まずは沢登り実技の行程をご紹介。
初日は笠形山登山口に集合して笠形山への山行、下山後は温泉に入浴して小屋泊。
2日目は千ヶ峰三谷登山口で沢登り準備をして、三谷渓谷を遡行。沢登りを行なって、下りは登山道で下山。その後、再び温泉に入って解散、という行程でした。

 梅雨時ということもあり天気が心配されましたが、日程中は大きく天気が崩れることもなく無事沢登りを行うことができました。また、コロナ禍の影響により昨年度の初級登山学校では沢登り実技ができなかったということで、昨年度の生徒の方々も5名参加され、一緒に沢登り実技を行いました。

 初日の山行は沢登りの前哨戦、ということでサブザックに昼食と行動食、飲み物など少なめの荷物での山行となりました。前日までの雨の影響で足元はあまり良くない状況で、特に下山時はぬかるんだ登山道で足を取られる人がチラホラいました。かく言う私もその1人。通常でも注意は必要ですが、雨後の登山道ではより一層の注意が必要であることを再認識しました。

 二日目は今回の実技のメインとなる沢登りです。ハーネス、カラビナ、シュリンゲ、ヘルメットなどの岩登り用の装備と共通する部分もありつつ、沢用のシューズなど今回初めて見聞きし、準備した道具もあります。何事も体験してみないと分からないものですね。

 準備が整い、いざ沢登り開始。最初は濡れた岩場に足を取られるかとビビりながらでしたが、沢登り用に購入した「フィッシングタビ」が威力を発揮!沢の岩場も滑ることはあまりなく、しっかりグリップしてくれてます。そこからは沢登りも一気に楽しくなりました。
 沢登りは普段の登山道と当然違って足場が水の中にあり、足場を見つけるのが難しいです。透明度の高いところであれば見やすいかもしれませんが、そうでないところもあります。登山道を登るよりも慎重に足場を探し、しっかり足場を確保して昇る事が大切です。

 また、岩場にはしっかりグリップする場所と苔が生えてて滑りやすいところがあります。そこの境目が見えにくく、力をかけた時に滑ってしまうこともありますので、力をかける前に滑らないかを確認しながら進むのもおすすめです。

 そして沢登りのメインは滝登り。講師の方々にロープを張ってもらい、岩登りの要領で滝を登っていきます。三谷渓谷には雄滝と雌滝という大きな滝がありますが、梅雨の時期ということもあり、雨の影響で水量が若干多かった為、雌滝は登りましたが雄滝を登るのは断念。ただ、安全に配慮し危険を回避する判断の重要さも学べた沢登りでした。

 登山学校に入学し、初めて体験・経験する事が多いですが、経験者と一緒に行動することで、初めての事にもチャレンジして経験を積むことができ、また経験者の持つ知識や経験談を聞くことができる、と言う機会を得られる場というのはなかなかないと思います。さらに同じ目的を持った仲間との出会いも得られて私にとってはプラスになる事ばかりです。初めての事や独学で学んできた事を再確認するには初級登山学校はうってつけだと改めて感じました。

今回の学びを生かして、仲間とこれからも登山を楽しみたいと思います。

貴重な沢登り実技。皆さんお疲れ様でした。

 この記事を見て豊中労山や初級登山学校に興味を持たれた方は是非、豊中労山が行なっているお試し山行や公開ハイクに参加してみて下さい。お会いする機会もあると思いますので、その時を楽しみにしています。

生徒 HO